☆大庭城とそれを守った自然 ~河津桜を愛でる小さな歴史旅~

 永正9年(1512)の夏、伊勢宗瑞(のちの北条早雲)の大軍は扇ガ谷上杉氏の守る大庭城に攻め入りますが、引地川と小糸川の水を引き入れた城山を囲む大沼に阻まれ進軍できずにいました。有名な「舟地蔵」の民話が生まれた大庭広地の景観と水をテーマに、自然散策と歴史探訪をコースの主眼として約4kmのコースを歩きました。兵どもの夢の跡を飾る満開の河津桜にお客様たちはとても満足した様子。土の城「大庭城」の本当の姿を探ることにも興味津々のようでした。

<コース>湘南大庭市民センタ-→引地川親水公園→成就院→大庭神社→河津桜並木→城下橋→舟地蔵→大庭城址公園



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