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☆紫陽花ウォーク、俣野別邸庭園から境川アジサイロードへ

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 入梅前のとても暑い日でした。遊行寺境内で集合した後、遊行寺開山 700 年に向け改修工事が行われた宇賀神社周辺には、紫陽花が 1200 株植樹されていました。今年の開花は無理ではないかと懸念されたのですが、半数弱の紫陽花が開花して私達を迎えてくれました。遊行寺を出てからは旧東海道を北に向け歩きました。箱根駅伝でお馴染みの遊行寺坂を上り、旧モーガン邸に到着。ここでは、巨大なレバノン杉が私達を出迎えてくれました。庭園内に植えられている各種の植物や紫陽花を堪能しながら、モーガン邸の立派な中門を後にしました。次は俣野別邸庭園です。内苑に建てられている俣野別邸を芝庭越しに見学した後、外苑に移動しました。特に外苑内には、セイヨウアジサイ ( てまりてまり ) 、セイヨウアジサイ ( 赤花 ) 、ヤマアジサイ ( クレナイ ) 、ガクアジサイ ( 墨田の花火 ) 、アナベル、カシワバアジサイなどが随所に植えられており、また、管理が非常に行き届いていたので最高の紫陽花を鑑賞することが出来ました。庭園管理関係者の皆様には心から感謝申し上げます。俣野別邸庭園を出た後は、境川沿いをウォーキング。本日最後のアジサイポイントは、大清水橋から鷹匠橋までの大清水境川あじさいロードでした。本日は大変な暑さの中での紫陽花ウォークでしたが、参加された皆様にはご満足頂けたのではと思っております。  何よりも良かったのは、この暑さの中で誰一人も体調不良が無く、事故も無く、お帰り頂けたことです。本当に有難うございました。またのご参加をお待ち致しております。 <コース>遊行寺境内 → 横須賀水道路 → 旧東海道松並木跡→ 旧モーガン邸 → 鉄砲宿 →   俣野別邸庭園(昼食)→ 大清水境川あじさいロード → 御殿橋→ ふじさわ宿交流館

☆『花應院で小栗伝説の絵解きを楽しみ、ゆかりの地を巡る〜西俣野、初夏の散策〜』

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  『小栗判官・照手姫」の伝説は、説教節として各地に広まり、ここ西俣野にも物語のゆかりの地が今も多く残っています。五月の初夏の風を感じながら、小栗判官伝説の「聖地巡礼」の小さな旅に出かけました。  花應院の山本副住職は、限られた時間にもかかわらず、ユーモアを交えながら丁寧に絵解きをしてくださいました。小栗判官の物語を初めて聞くお客様にも面白く、大変好評でした。座席やスクリーンの高さなどにも入念な準備をしていただき、厚く御礼申し上げます。また、同院所蔵の「閻魔大王像」や「閻魔十王図」を間近に見られ、その迫力に圧倒されました。 小栗判官の物語を楽しんでから、物語ゆかりの地巡りに出発しました。説教節「おぐり」の語り手でもあった瞽女や土手番様にまつわる「瞽女淵の碑」や「小栗墓塔」では、境川の氾濫と瞽女の悲劇に思いを馳せ、先人の苦労と優しさを偲びました。「閻魔堂跡」では「小栗判官絵解き」が今日まで続いた村の歴史と信仰の篤さを想いました。「御所が谷」からは物語の舞台を一望し、伝説の地を実感しました。「土震塚」は小栗蘇生の地、今も凹み続けてでもいるかのような「小栗塚の跡碑」とともに、怪奇な物語の雰囲気に浸りました。「道場が谷」では小栗・照手と遊行上人との縁を知りました。 「住んでいる所にこんな歴史があった」「歴史を身近に感じた」「地元の人が伝説を守っていてほっこり」「文化のまちに住んでいることを実感」「藤沢愛に富んだ話だった」などの感想をいただき、良い案内ができたことを皆様に感謝しています。 <コース> 小田急線「六会日大前駅」→地神社→花應院で小栗判官縁起絵の絵解き→閻魔堂・小栗墓塔→御所が谷→土震塚→小栗塚→小栗塚市民の家→道場が谷→六会駅前公園