☆『江の島のトンボロを知ろう!歩こう!上から見よう!』
お日様とお月様が応援してくれていたのか、前日の雨もこの日のためか、当日は快晴!『江の島のトンボロ』を知って、実際にトンボロ(陸系砂州)を歩き、最後はシーキャンドル頂上からトンボロを見下ろす、というコース。最初の「なぎさの体験学習館」では『トンボロ』がどのようできるか、職員の方から模型を使って丁寧な説明を受けました。大潮・潮位 20 ㎝以下など条件があっても必ずしもトンボロにならないこともお話にありました。 トンボロを学んだ後は片瀬西浜へ。湘南の海が私たちを迎えます。この時期に珍しく裾のまでくっきりと見える富士山の姿に大歓声。そして地下道を通り片瀬東浜に出るとトンボロが待っていました!「最干潮時間にシーキャンドル頂上」というコースでしたので、潮が引き始めたばかりの砂浜では波がまだ足元に寄せる状態。波打ち際ではたくさんの「江の島の生き物」と出会えました。中には気持ち良さそうに裸足で歩く方も。江の島島内への上陸は、この日に合わせ特別に設置された階段で北緑地公園から。最干潮時間を気にしながら、エスカー使用での移動です。江の島国際芸術祭バージョンの映像もありました。サムエル・コッキング苑では日時計にも注目していただきました。三角定規のようなノモンの影が示す位置と時差表から「時刻」を割り出すと見事に合っている!ということを体感。マイアミビーチ広場では眺望を楽しみ…迷路のような苑内を散策。そして最終目的であるシーキャンドル頂上からのトンボロ、陸に向かい打ち寄せる波、江の島からの 360 °の眺望を楽しみました。快晴のおかげで大島の右側に新島、利島までしっかり確認できるほど。烏帽子岩は潮が引いているため広く大きく感じました。 今回の企画は 1 年前から準備に入り、当日の天候や大潮の状態が不安でしたが、 5/10 この日はTV・新聞でも大きな話題となり、多くの人がトンボロを歩く姿…感無量の1日となりました。江の島で海洋生物の研究をされたモースさん、日時計の王様と呼ばれた小原銀之助さんも見ていてくれたかも…。ご協力いただいた全てのみなさまに感謝いたします。 <コース> 小田急線「片瀬江ノ島駅」→なぎさの体験学習館→片瀬海岸西浜→片瀬漁港→片瀬橋→地下道→片瀬海岸東浜→ 特設階段にて北緑地公園→世界群像女性像→モース記念碑→青銅鳥居→仲見世通り→エスカー1→辺津宮→中...