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梅の香ただよう、江の島道を歩いてみよう! ~旅人で賑わった古道を歩いてみませんか~

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    江の島道は江戸時代には江の島詣で賑わった道ですが、今回はその道を江戸時代の旅人のように歩き、梅の香りにより初春を感じてもらうツアーでした。道沿いにある数々の石仏、それにまつわる歴史を楽しく紐解きながら常立寺を目指しました。途中、かつて暴れ川と呼ばれた境川の変遷やそれによる渡しや神社への影響など、その歴史を知れば知るほど江の島道が果たした重要な役割を理解することができました。そして江の島道が江ノ電と深い関係があることや、道沿いの地名に境川が影響していることなど、参加者の感嘆を誘いました。ゴールの常立寺では満開のしだれ梅を鑑賞し、ご住職の法話を聴くこともできて楽しいツアーとなりました。 <コース>  ≪集合≫藤沢駅北口サンパール広場➡石上神社➡石上地蔵➡奥田橋➡新林公園➡大源太の辻➡泉蔵寺➡片瀬浪合市民の家(休憩)➡密蔵寺➡本蓮寺➡西行の戻り松➡常立寺≪解散≫ 常立寺のしだれ梅

境川遊水地公園へ バードウォッチングを楽しもう!

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  今年は2回の実施を計画した毎冬恒例の「バードウォッチング」ツアーでしたが、1回目(2/2)は残念ながら雨天中止。2回目(2/4)も全国的に「最強寒波襲来!」と報じられていました。しかし藤沢の当日の天候は穏やかで日向は暖かく、境川遊水地公園を快適に歩くことができました。  見られた野鳥も約30種類を超え、参加の皆さんは可愛い野鳥との出会いを楽しんでいました。よく見るハクセキレイの仲間のキセキレイや、ダイサギ・コサギ・アオサギを見比べたり、美しいカワセミに感嘆の声を上げたりしていました。特にカワセミが水面にダイブして、見事魚を咥えて戻ってきたのを目撃しました。他にもなかなか見られないセッカやタヒバリなどを見ることができて充実したバードウォッチングでした。来年もまた楽しみにしていますとの声もいただきました。(写真はお客様撮影) <コース>  六会日大前駅 →市街地・公園・雲昌寺 →日大実験農場 →遊水地橋 →境川遊水地情報センター →俣野遊水地 →下飯田遊水地 →鷺舞橋 →境川サイクリング道路 →今田遊水地 →今田遊水地管理センター                        ダイブするカワセミ         ダイサギ

新春恒例 藤沢七福神巡り

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    本年の藤沢七福神巡りの参拝コースは例年の八福神様参拝から、遊行寺境内の宇賀神社「宇賀弁財天様」が新たな福神様として加わり、初の九福神様参拝コースとなり歩行距離が延びました。また本年より、オリジナル色紙(一部500円)を購入し9箇所のスタンプを押印された方には、結願印とともに「七福神干支手拭」(300円)が「1枚無料」となるルールに変わりました。   本年は平日(1/10)と休日(1/19)に2回実施し、多くの人に参加して頂きました。休日コースではバスを2度利用する(①藤沢駅~皇大神宮間、 ②養命寺~白旗神社間)体にも時間にも優しいコースとしました。参拝先までの道々での ホスピタリティあるガイドの余話なども喜ばれたようです。 <コース>  藤沢駅北口広場(バス)⇒皇大神宮⇒養命寺(徒歩又はバス)⇒白旗神社⇒常光寺⇒感応院⇒諏訪神社⇒遊行寺⇒《昼食ふじさわ宿交流館》⇒江ノ電・藤沢駅⇒江ノ島駅⇒龍口寺⇒江島神社 諏訪神社(大黒天)

ヤクルト化粧品工場見学と鵠沼の古刹を訪ね、発展の歴史に触れる

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  しばらくぶりのヤクルト工場見学です。人気のコースとの呼び声高い工場見学!募集が始まるとあっという間に定員を超えてしまいました。ヤクルト本社湘南化粧品工場はその名の通り、化粧品のみを生産しています。女性のお客様ばかりかなと思いきや、13人の男性も参加してくださいました。まず頂くは、今年の流行語大賞になってもおかしくない「ヤクルト1000」。そこからの90分はとても短く感じました。帰りにお土産と集合写真を頂きました。  残り少ない時間に二つのお寺を巡り藤沢の発展の歴史に触れます。空乗寺から見渡せる風景は、高度成長期に鉛公害をもたらした工場跡地で、土壌改良を経て今年売却されました。この全景が見られるのはこれが最後かもしれません。傍らの碑文は万福寺の先代のご住職が書かれたもので、公害訴訟の厳しい道のりが伺われます。  その万福寺には、今は知る人の少ない大正時代の人気女流作家、内藤千代子さんが眠ります。31歳でこの世を去った千代子さんは来年没後100年を迎えます。その為でしょうか、案内当日それまでにお墓にはなかった美しいお写真と開いた本のレリーフが加わり、文学者らしい意匠に変身していました。 <コース> 藤沢駅北口広場 ⇒1番バス乗り場 ⇒「ヤクルト前」下車 ⇒ ヤクルト本社湘南化粧品工場 ⇒ 空乗寺 ⇒ 首塚の碑 ⇒ 万福寺 ⇒ミスターマックス(解散)  

秋色の慶應大学周辺を巡り、遠藤の自然と花温室・柿狩りを楽しむ

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  遠藤は藤沢市の北西に位置し台地と谷戸の高座丘陵にあります。この自然豊かな台地に慶應大学湘南藤沢キャンパスが誘致され、「健康と文化の森地区」の一環として総合医療病院慶育病院、北側の丘陵地の谷あいの緑地に笹窪谷戸公園があります。この生物の多様性と自然を保全した公園を歩き、小出川の水源のある湿地帯を抜けると市道遠藤宮原線に向かい、慶応大学北側のメタセコイアの並木に繋がります。猛暑が10月後半まで続きましたが、落葉樹の紅葉は遅ればせながらも色づき始めていました。  西側の宇都母知神社に向かい、古墳時代からある神社、江戸時代の打戻村の米、養蚕農家の歴史を訪ねました。この豊かな自然に恵まれた農園地帯は、先端技術を取り入れた花・野菜農園となり、その花農園を見学しました。慶応大学のキャンパス内の南京ハゼの並木道を通り、曹洞宗の寶泉寺を訪れました。最後に鈴木園で野菜ソムリエの農園主に柿の食べかたを教わり、柿狩りを楽しみました。なかでも柿料理のレシピ「柿の天婦羅」は格別でした。                 紅葉の中を歩く       いざ、柿狩り!     

第12期養成講座「江の島」の実習を行いました

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  10月24日(木)から、第12期の観光ボランティアガイド養成講座が始まりました。今回20名の受講生が3月末まで全15回の講座(座学と実習)を受講し、江の島・藤沢ガイドクラブに入会します。  本日の江の島実習は、強風の中、丸一日、江の島を歩き回りました。辺津宮で権禰宜(ごんねぎ)様に、弁財天信仰の素晴らしいお話を伺いました。高波の中に浮かぶ富士山は、まるで浮世絵の世界でした。    聖天島の地層         辺津宮の奉安殿       稚児ヶ淵からの富士山

日蓮と忍性の足跡を江ノ電沿線にたどり湘南の秋を歩く

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 暦のうえでは小雪でしたが、暖かい日差しにめぐまれて湘南の秋を楽しみました。鎌倉時代の日本は天変地異(地震・飢餓)や外国からの侵略(元寇)などの脅威に晒され、元号を50回も替えました。そんな時代の仏教界の巨星、日蓮と忍性の活動と足跡をたどりました。極楽寺周辺では近年伝えられる元寇からの奈良・京都の寺社の「疎開」説を境内絵図をもとにたどり、七里ガ浜では雨乞いの池と参道の整備のすすんだ日蓮祈雨霊像を訪ねました。鎌倉高校前踏切の外国人観光客の賑わいを観て江ノ電に乗車。最後は霊跡本山の龍口寺で法難を偲び解散しました。気温があがり富士山の姿が見えなかったのが心残りでしたが参加者のみなさんと楽しい時間をすごしました。  <コース>  鎌倉駅→日蓮辻説法跡→本覚寺→江ノ電鎌倉駅(乗車)→極楽寺駅(下車)→熊野新宮→極楽寺→針摺橋→日蓮袈裟懸松の碑→稲村ヶ崎駅(乗車)→七里ガ浜駅(下車)→行合川→雨乞い橋→雨乞いの池→日蓮祈雨霊像→鎌倉高校前駅(乗車)→江ノ島駅(下車)→龍口寺(解散)