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☆長後から湘南台へ 新旧歴史探訪                   ~大山道、星の谷道の古道を巡り 21世紀のいすゞプラザへ~

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 朝方の雨で、ようやく猛暑から解放された秋の散策となりました。アップダウンが多く、お客様には少しハードなコースでしたが、大山道・星の谷道の石仏で、そこに暮らした人々の素朴な願いや祈りを想い、古道脇に栽培される梨や葡萄などの果物の香に心惹かれました。善然寺ではご法話を頂戴し、ご本尊と珍しい胎内仏が祀られている「聖観音菩薩坐像」を特別にご開帳いただきました。旧から新へ、いすゞプラザでは車作りの歴史の紹介や、ミニカーが空想のいすゞの街を動き回るジオラマなど、子供から大人までが楽しめる展示を楽しみました。 <コース> 長後駅西口→仙元塚→長後市民センター→永明寺→熊野神社→双体道祖神→善然寺→日本在住インドシナ人の墓→白山神社→下土棚遊水地管理センター→八臂青面金剛像庚申供養塔→いすゞプラザ                     永明寺の六地蔵 善然寺 法話

⭐︎藤沢北部の遠藤地区を散策し、小出川の彼岸花を楽しむ

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 お天気に恵まれ、彼岸花もきれいに開花していて、楽しい半日ウオークでした。湘南台駅から連節バス「ツインライナー」で慶応大学へ、南京ハゼの並木道を通り構内を散策―まだ夏休み中のようでとっても静かで緑がきれい―、矢崎・刈込の人々が祀るコミヤ「富士浅間神社」を拝観し、いざ 小出川河畔へ。彼岸花は満開?とはなりませんでしたが、“風がここちよく 花がきれいでした”“花が美しく、歩き甲斐がありました””ゆっくり、じっくり・・・とても うれしいです“などの感想がよせられ、大黒橋までの約1㎞の道をそれぞれの楽しみ方で、ゆっくり散策いたしました。大黒橋から、御嶽大神(御嶽神社)、寶泉寺を拝観し、慶応大学湘南キャンパスに戻りラウンジ前で解散となりました。寶泉寺では本堂に入り藤沢市指定文化財の「雲板」や九條衣(くじょうえ)の袈裟などを見学しました。知らなかった「藤沢」の発見だったかもしれません。“次回のツアーも楽しみにしています”の声に励まされ、元気をもらいました。 <コース>  小田急線湘南台駅(集合)→(バス)→慶応大学バスターミナル→慶応大学構内散策→富士浅間神社→小出川・彼岸花→大黒橋→御嶽大神(御嶽神社)→寶泉寺→慶応大学構内(解散)                   小出川の彼岸花と富士山 寶泉寺

☆遊行寺創建700年の歴史を辿る ~紫陽花咲く境内をゆっくり散策~

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  遊行寺創建700年を記念し、遊行寺に絞っての講話・境内散策・絵解きを目玉にした企画。早朝までの雨も、藤沢駅出発後直ぐに上がり、猛暑の中の散策となりました。  まずは遊行寺大本堂に上り、遠山宝物館館長の講話を拝聴。遊行寺の成り立ちや時宗の宗祖一遍上人について、分かり易く解説していただき、お客様は熱心に聴き入っていました。講話の後は、放生池周辺や宇賀神社への参道など、新たに整備された境内をゆっくりと散策、紫陽花の見頃はやや過ぎていましたが、「なかなか良い散策路」と好評でした。最後は長生院に伝わる『小栗判官一代記畧圖*』の絵解きです。ガイドの名調子?の語りと心地よい張り扇は、お客様から「大変面白かった」「良かった」との声を多数いただきました。*(略図の旧字体) <コース> サンパール広場⇒(江の島道)⇒遊行寺惣門⇒いろは坂⇒仁王門跡⇒大銀杏⇒一遍上人像⇒本堂(遠山宝物館館長より遊行寺の説明)⇒地蔵堂⇒中雀門⇒御番方⇒宝生池⇒宇賀神社⇒鐘楼⇒敵味方供養塔⇒長生院(絵解き)⇒小栗判官・照手姫の墓⇒大銀杏 長生院・絵解き 遊行寺・大銀杏 遊行寺本堂での講話

☆モースが愛した江の島 ~トンボロを歩く自然歴史散歩

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  今年は人気のトンボロ歩きに加えて、明治10年夏に江の島にシャミセンガイを求めて、アメリカからやってきたエドワ-ド・モース博士に焦点をあてたガイドツア-を楽しみました。  モースの来日の目的はシャミセンガイを研究試料とした生物進化論の研究であり、日本に進化論を普及することでもありました。江の島の漁師小屋を臨海実験所に改造し6週間の江の島滞在中にモースは江の島の自然と人々の暮らしにどっぷりと浸り、江の島を大好きになっていきます。そして素晴らしい親日家として、日本の文化や学問に多大な影響を及ぼしていきます。親日家モースの原点は江の島にあり。  好天に恵まれ、トンボロも大きく開けて、江の島の様々な自然を堪能するツアーとなりました。 <コース>   小田急片瀬江ノ島駅⇒モース臨海実験所推定地⇒岩本楼⇒市民の家付近地層⇒山二ツ⇒コッキング苑⇒中津宮⇒聖天島⇒南の磯⇒北緑地モースの碑⇒トンボロにて解散   トンボロを背にモース記念碑前で 南の磯

☆藤沢駅周辺の パブリックアートとフジを楽しむ 街歩き

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 藤沢駅周辺に点在するうちの24のパブリックアートと藤沢市の花であるフジを訪ねて歩くガイドツアーです。折よく4月初めに、小冊子『歩いて。見つけて。ふじさわパブリックアート散歩』の新版が藤沢市アートスペースから刊行されましたので、参加者の皆さんに配布させていただきました。またフジの開花と天候にも恵まれ、とても快適な散策になりました。  普段は気づかずに通り過ぎてしまいがちな街の中に設置されているアート作品にガイドが案内しますと、参加者の方からの「初めて見ました」「こんなところにも…」「じっくり見たことはなかったです」などの声が聞こえました。また、作品と作者や藤沢との縁についてのガイドの説明にも熱心に耳を傾けてくださいました。アートと言われると敷居が高そうに聞こえますが、そんなことはありません。作品を見たり、触れたり(パブリックアートは触ることができます)、話したりして、それぞれの想像をふくらませるのは、とても楽しい経験です。ぜひ、多くの方にも味わってほしいです。  旧近藤邸では珍しい八重咲の黒龍藤に、ゴールの新林公園では長い房が連なる見事な大藤に癒されて、旅の素晴らしい締めくくりになりました。  <コース> JR藤沢駅北口サンパール広場 → サム・ジュ・モール商店街 → JR藤沢駅 → 市役所分庁舎 → 市役所本庁舎 → 奥田三角公園 → 奥田公園 → 市民会館 → 旧近藤邸 → 秩父宮記念体育館 → 新林公園       

☆引地川プロムナード〜道端の草花をめで、長久保公園の魅力を知る

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  雨が多い今春ですが、この日はくもりで、暑くもなく寒くもない散歩日和になりました。時折り陽がさし、長久保公園では散りかけの桜がお客様を出迎えてくれました。行ったことがあっても意外と知らないエリアもある長久保公園。温室、ハーブ園、生垣迷路を通ると、「こんなところがあったんですね」という声も聞かれました。しかし、本コースは桜鑑賞ではなく、道ばたの草花です。草花チェックリストと植物写真を片手に川沿いを歩き、黄色、紫、薄青、白色等の小さな花々を観察しました。キュウリグサの2mmの青い花を見た時は、思わず「かわいい!」と目を細める場面も。最後に観察した草花を数えると30種類になり、花を咲かせてくれた草花たちにも感謝したくなりました。 <コース>  (集合)JR藤沢駅北口サンパール広場 →(辻堂団地行バス)「長久保」下車 →長久保公園を散策 (バラ園)→みどりの相談所 →ハーブ園 →生垣迷路 →スイレン池 → 展望台 →庭園見本園 →果樹の森 → 公園西入口  →引地川散策(みどり橋を渡って川沿い)→清水橋 →親水広場 →(解散)藤沢駅行バス「長久保」               道端の小さい草花を見る      長久保公園には珍しいブラジル松の樹も   

☆梅の香ただよう、江の島道を歩いてみよう! ~旅人で賑わった古道を歩いてみませんか~

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    江の島道は江戸時代には江の島詣で賑わった道ですが、今回はその道を江戸時代の旅人のように歩き、梅の香りにより初春を感じてもらうツアーでした。道沿いにある数々の石仏、それにまつわる歴史を楽しく紐解きながら常立寺を目指しました。途中、かつて暴れ川と呼ばれた境川の変遷やそれによる渡しや神社への影響など、その歴史を知れば知るほど江の島道が果たした重要な役割を理解することができました。そして江の島道が江ノ電と深い関係があることや、道沿いの地名に境川が影響していることなど、参加者の感嘆を誘いました。ゴールの常立寺では満開のしだれ梅を鑑賞し、ご住職の法話を聴くこともできて楽しいツアーとなりました。 <コース>  ≪集合≫藤沢駅北口サンパール広場➡石上神社➡石上地蔵➡奥田橋➡新林公園➡大源太の辻➡泉蔵寺➡片瀬浪合市民の家(休憩)➡密蔵寺➡本蓮寺➡西行の戻り松➡常立寺≪解散≫ 常立寺のしだれ梅