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藤沢駅周辺の パブリックアートとフジを楽しむ 街歩き

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 藤沢駅周辺に点在するうちの24のパブリックアートと藤沢市の花であるフジを訪ねて歩くガイドツアーです。折よく4月初めに、小冊子『歩いて。見つけて。ふじさわパブリックアート散歩』の新版が藤沢市アートスペースから刊行されましたので、参加者の皆さんに配布させていただきました。またフジの開花と天候にも恵まれ、とても快適な散策になりました。  普段は気づかずに通り過ぎてしまいがちな街の中に設置されているアート作品にガイドが案内しますと、参加者の方からの「初めて見ました」「こんなところにも…」「じっくり見たことはなかったです」などの声が聞こえました。また、作品と作者や藤沢との縁についてのガイドの説明にも熱心に耳を傾けてくださいました。アートと言われると敷居が高そうに聞こえますが、そんなことはありません。作品を見たり、触れたり(パブリックアートは触ることができます)、話したりして、それぞれの想像をふくらませるのは、とても楽しい経験です。ぜひ、多くの方にも味わってほしいです。  旧近藤邸では珍しい八重咲の黒龍藤に、ゴールの新林公園では長い房が連なる見事な大藤に癒されて、旅の素晴らしい締めくくりになりました。  <コース> JR藤沢駅北口サンパール広場 → サム・ジュ・モール商店街 → JR藤沢駅 → 市役所分庁舎 → 市役所本庁舎 → 奥田三角公園 → 奥田公園 → 市民会館 → 旧近藤邸 → 秩父宮記念体育館 → 新林公園       

引地川プロムナード〜道端の草花をめで、長久保公園の魅力を知る

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  雨が多い今春ですが、この日はくもりで、暑くもなく寒くもない散歩日和になりました。時折り陽がさし、長久保公園では散りかけの桜がお客様を出迎えてくれました。行ったことがあっても意外と知らないエリアもある長久保公園。温室、ハーブ園、生垣迷路を通ると、「こんなところがあったんですね」という声も聞かれました。しかし、本コースは桜鑑賞ではなく、道ばたの草花です。草花チェックリストと植物写真を片手に川沿いを歩き、黄色、紫、薄青、白色等の小さな花々を観察しました。キュウリグサの2mmの青い花を見た時は、思わず「かわいい!」と目を細める場面も。最後に観察した草花を数えると30種類になり、花を咲かせてくれた草花たちにも感謝したくなりました。 <コース>  (集合)JR藤沢駅北口サンパール広場 →(辻堂団地行バス)「長久保」下車 →長久保公園を散策 (バラ園)→みどりの相談所 →ハーブ園 →生垣迷路 →スイレン池 → 展望台 →庭園見本園 →果樹の森 → 公園西入口  →引地川散策(みどり橋を渡って川沿い)→清水橋 →親水広場 →(解散)藤沢駅行バス「長久保」               道端の小さい草花を見る      長久保公園には珍しいブラジル松の樹も   

梅の香ただよう、江の島道を歩いてみよう! ~旅人で賑わった古道を歩いてみませんか~

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    江の島道は江戸時代には江の島詣で賑わった道ですが、今回はその道を江戸時代の旅人のように歩き、梅の香りにより初春を感じてもらうツアーでした。道沿いにある数々の石仏、それにまつわる歴史を楽しく紐解きながら常立寺を目指しました。途中、かつて暴れ川と呼ばれた境川の変遷やそれによる渡しや神社への影響など、その歴史を知れば知るほど江の島道が果たした重要な役割を理解することができました。そして江の島道が江ノ電と深い関係があることや、道沿いの地名に境川が影響していることなど、参加者の感嘆を誘いました。ゴールの常立寺では満開のしだれ梅を鑑賞し、ご住職の法話を聴くこともできて楽しいツアーとなりました。 <コース>  ≪集合≫藤沢駅北口サンパール広場➡石上神社➡石上地蔵➡奥田橋➡新林公園➡大源太の辻➡泉蔵寺➡片瀬浪合市民の家(休憩)➡密蔵寺➡本蓮寺➡西行の戻り松➡常立寺≪解散≫ 常立寺のしだれ梅

境川遊水地公園へ バードウォッチングを楽しもう!

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  今年は2回の実施を計画した毎冬恒例の「バードウォッチング」ツアーでしたが、1回目(2/2)は残念ながら雨天中止。2回目(2/4)も全国的に「最強寒波襲来!」と報じられていました。しかし藤沢の当日の天候は穏やかで日向は暖かく、境川遊水地公園を快適に歩くことができました。  見られた野鳥も約30種類を超え、参加の皆さんは可愛い野鳥との出会いを楽しんでいました。よく見るハクセキレイの仲間のキセキレイや、ダイサギ・コサギ・アオサギを見比べたり、美しいカワセミに感嘆の声を上げたりしていました。特にカワセミが水面にダイブして、見事魚を咥えて戻ってきたのを目撃しました。他にもなかなか見られないセッカやタヒバリなどを見ることができて充実したバードウォッチングでした。来年もまた楽しみにしていますとの声もいただきました。(写真はお客様撮影) <コース>  六会日大前駅 →市街地・公園・雲昌寺 →日大実験農場 →遊水地橋 →境川遊水地情報センター →俣野遊水地 →下飯田遊水地 →鷺舞橋 →境川サイクリング道路 →今田遊水地 →今田遊水地管理センター                        ダイブするカワセミ         ダイサギ

新春恒例 藤沢七福神巡り

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    本年の藤沢七福神巡りの参拝コースは例年の八福神様参拝から、遊行寺境内の宇賀神社「宇賀弁財天様」が新たな福神様として加わり、初の九福神様参拝コースとなり歩行距離が延びました。また本年より、オリジナル色紙(一部500円)を購入し9箇所のスタンプを押印された方には、結願印とともに「七福神干支手拭」(300円)が「1枚無料」となるルールに変わりました。   本年は平日(1/10)と休日(1/19)に2回実施し、多くの人に参加して頂きました。休日コースではバスを2度利用する(①藤沢駅~皇大神宮間、 ②養命寺~白旗神社間)体にも時間にも優しいコースとしました。参拝先までの道々での ホスピタリティあるガイドの余話なども喜ばれたようです。 <コース>  藤沢駅北口広場(バス)⇒皇大神宮⇒養命寺(徒歩又はバス)⇒白旗神社⇒常光寺⇒感応院⇒諏訪神社⇒遊行寺⇒《昼食ふじさわ宿交流館》⇒江ノ電・藤沢駅⇒江ノ島駅⇒龍口寺⇒江島神社 諏訪神社(大黒天)

ヤクルト化粧品工場見学と鵠沼の古刹を訪ね、発展の歴史に触れる

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  しばらくぶりのヤクルト工場見学です。人気のコースとの呼び声高い工場見学!募集が始まるとあっという間に定員を超えてしまいました。ヤクルト本社湘南化粧品工場はその名の通り、化粧品のみを生産しています。女性のお客様ばかりかなと思いきや、13人の男性も参加してくださいました。まず頂くは、今年の流行語大賞になってもおかしくない「ヤクルト1000」。そこからの90分はとても短く感じました。帰りにお土産と集合写真を頂きました。  残り少ない時間に二つのお寺を巡り藤沢の発展の歴史に触れます。空乗寺から見渡せる風景は、高度成長期に鉛公害をもたらした工場跡地で、土壌改良を経て今年売却されました。この全景が見られるのはこれが最後かもしれません。傍らの碑文は万福寺の先代のご住職が書かれたもので、公害訴訟の厳しい道のりが伺われます。  その万福寺には、今は知る人の少ない大正時代の人気女流作家、内藤千代子さんが眠ります。31歳でこの世を去った千代子さんは来年没後100年を迎えます。その為でしょうか、案内当日それまでにお墓にはなかった美しいお写真と開いた本のレリーフが加わり、文学者らしい意匠に変身していました。 <コース> 藤沢駅北口広場 ⇒1番バス乗り場 ⇒「ヤクルト前」下車 ⇒ ヤクルト本社湘南化粧品工場 ⇒ 空乗寺 ⇒ 首塚の碑 ⇒ 万福寺 ⇒ミスターマックス(解散)  

秋色の慶應大学周辺を巡り、遠藤の自然と花温室・柿狩りを楽しむ

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  遠藤は藤沢市の北西に位置し台地と谷戸の高座丘陵にあります。この自然豊かな台地に慶應大学湘南藤沢キャンパスが誘致され、「健康と文化の森地区」の一環として総合医療病院慶育病院、北側の丘陵地の谷あいの緑地に笹窪谷戸公園があります。この生物の多様性と自然を保全した公園を歩き、小出川の水源のある湿地帯を抜けると市道遠藤宮原線に向かい、慶応大学北側のメタセコイアの並木に繋がります。猛暑が10月後半まで続きましたが、落葉樹の紅葉は遅ればせながらも色づき始めていました。  西側の宇都母知神社に向かい、古墳時代からある神社、江戸時代の打戻村の米、養蚕農家の歴史を訪ねました。この豊かな自然に恵まれた農園地帯は、先端技術を取り入れた花・野菜農園となり、その花農園を見学しました。慶応大学のキャンパス内の南京ハゼの並木道を通り、曹洞宗の寶泉寺を訪れました。最後に鈴木園で野菜ソムリエの農園主に柿の食べかたを教わり、柿狩りを楽しみました。なかでも柿料理のレシピ「柿の天婦羅」は格別でした。                 紅葉の中を歩く       いざ、柿狩り!