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江の島の「龍」に会いに行こう! ~五頭龍伝説の島を探検~

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 いつもとは違うルートで、定番の江の島へ。最初に訪れたのは、岩屋の入口から150mも奥にある岩屋本宮。ここは江の島発祥の地で、龍と弁天様にゆかりのある場所です。江の島縁起にも記載されているこの岩屋を出発点に、島内の至る所に隠れている『龍』を探す旅がスタートしました。龍にまつわる話を聞いたり、『こんなところに龍がいた!』と驚いたり。いつもと違うコースを通ると、見える景色も変わり、新たな発見があったかもしれません。そんな小さな旅でした。  ご参加いただいた方々からも大変好評をいただきました。  <コース>  片瀬江ノ島駅→江の島弁天橋→青銅の鳥居→朱の鳥居→稚児ヶ淵→江の島岩屋→龍恋の鐘→龍宮→奥津宮→サムエル・コッキング苑→中津宮→辺津宮/奉安殿→解散

☆小出川の彼岸花と遠藤の里山を楽しむ

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 暑い夏がやっと終わりを告げ、秋の気配を感じる好天の日のウォークでした。  湘南台駅から赤い2連結バスの「ツインライナー」に乗り慶應大学バス停で下車し遠藤笹窪谷公園に向かいました。ここは、広大な遠藤笹窪谷の一角を整備し令和4年(2022)に開園されました。多くの自然が残る青空とみどりが本当にきれいなところです。ここから、藤沢とは思えない杉林の小道を抜け宇都母知神社に向かいました。宇都母知神社は1000年以上の歴史を持ち延喜式神名帳に載る由緒ある神社です。杉林の中にたたずむ神明造りの拝殿でお参りしてからしばし休憩。5分ほど歩いて今から約8000~7000年まえに縄文人がここで暮らしたことを示す縄文早期末の炉穴群跡を見ながら富士山浅間神社に向かいました。富士山浅間神社は富士山の宝永大噴火のさいに降り積もった火山灰をかき集めその上にあったそうですが、場所が慶應大学湘南キャンパス内となったため大学建設時に今の場所に移転されました。富士山大噴火を記憶に残す歴史的な場所です。  今は公園に整備された勘兵衛地獄を見て、彼岸花が咲く小出側沿いを歩きました。 小出川は相模川に合流する全長約11Kmの一級河川です。遠藤の大黒橋から寒川町青少年広場までの3Kmに数万本の彼岸花が群生し、今年も第17回の彼岸花祭りが行われました。  今年は猛暑のせいか開花が例年より遅れ3分咲き程度でしたが、秋晴れの青空と真っ赤に咲き誇る彼岸花を写真に収め、慶應大学湘南キャンパスまでひと頑張り。秋には真っ赤に紅葉するハゼ並木を歩きラウンジ前で解散となりました。解散後は一緒に歩いたメンバーとテーブルを囲んで楽しい時間を過ごされました。 <コース>  小田急線湘南台駅(集合)→慶応大学行バス→慶応大学バスターミナル→遠藤笹窪谷公園→宇都母知神社→縄文早期末炉穴群跡→富士浅間神社→勘兵衛地獄→小出川彼岸花→大黒橋→慶應義塾大学構内見学→学生ラウンジ前解散

☆紫陽花ウォーク、俣野別邸庭園から境川アジサイロードへ

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 入梅前のとても暑い日でした。遊行寺境内で集合した後、遊行寺開山 700 年に向け改修工事が行われた宇賀神社周辺には、紫陽花が 1200 株植樹されていました。今年の開花は無理ではないかと懸念されたのですが、半数弱の紫陽花が開花して私達を迎えてくれました。遊行寺を出てからは旧東海道を北に向け歩きました。箱根駅伝でお馴染みの遊行寺坂を上り、旧モーガン邸に到着。ここでは、巨大なレバノン杉が私達を出迎えてくれました。庭園内に植えられている各種の植物や紫陽花を堪能しながら、モーガン邸の立派な中門を後にしました。次は俣野別邸庭園です。内苑に建てられている俣野別邸を芝庭越しに見学した後、外苑に移動しました。特に外苑内には、セイヨウアジサイ ( てまりてまり ) 、セイヨウアジサイ ( 赤花 ) 、ヤマアジサイ ( クレナイ ) 、ガクアジサイ ( 墨田の花火 ) 、アナベル、カシワバアジサイなどが随所に植えられており、また、管理が非常に行き届いていたので最高の紫陽花を鑑賞することが出来ました。庭園管理関係者の皆様には心から感謝申し上げます。俣野別邸庭園を出た後は、境川沿いをウォーキング。本日最後のアジサイポイントは、大清水橋から鷹匠橋までの大清水境川あじさいロードでした。本日は大変な暑さの中での紫陽花ウォークでしたが、参加された皆様にはご満足頂けたのではと思っております。  何よりも良かったのは、この暑さの中で誰一人も体調不良が無く、事故も無く、お帰り頂けたことです。本当に有難うございました。またのご参加をお待ち致しております。 <コース>遊行寺境内 → 横須賀水道路 → 旧東海道松並木跡→ 旧モーガン邸 → 鉄砲宿 →   俣野別邸庭園(昼食)→ 大清水境川あじさいロード → 御殿橋→ ふじさわ宿交流館

☆『花應院で小栗伝説の絵解きを楽しみ、ゆかりの地を巡る〜西俣野、初夏の散策〜』

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  『小栗判官・照手姫」の伝説は、説教節として各地に広まり、ここ西俣野にも物語のゆかりの地が今も多く残っています。五月の初夏の風を感じながら、小栗判官伝説の「聖地巡礼」の小さな旅に出かけました。  花應院の山本副住職は、限られた時間にもかかわらず、ユーモアを交えながら丁寧に絵解きをしてくださいました。小栗判官の物語を初めて聞くお客様にも面白く、大変好評でした。座席やスクリーンの高さなどにも入念な準備をしていただき、厚く御礼申し上げます。また、同院所蔵の「閻魔大王像」や「閻魔十王図」を間近に見られ、その迫力に圧倒されました。 小栗判官の物語を楽しんでから、物語ゆかりの地巡りに出発しました。説教節「おぐり」の語り手でもあった瞽女や土手番様にまつわる「瞽女淵の碑」や「小栗墓塔」では、境川の氾濫と瞽女の悲劇に思いを馳せ、先人の苦労と優しさを偲びました。「閻魔堂跡」では「小栗判官絵解き」が今日まで続いた村の歴史と信仰の篤さを想いました。「御所が谷」からは物語の舞台を一望し、伝説の地を実感しました。「土震塚」は小栗蘇生の地、今も凹み続けてでもいるかのような「小栗塚の跡碑」とともに、怪奇な物語の雰囲気に浸りました。「道場が谷」では小栗・照手と遊行上人との縁を知りました。 「住んでいる所にこんな歴史があった」「歴史を身近に感じた」「地元の人が伝説を守っていてほっこり」「文化のまちに住んでいることを実感」「藤沢愛に富んだ話だった」などの感想をいただき、良い案内ができたことを皆様に感謝しています。 <コース> 小田急線「六会日大前駅」→地神社→花應院で小栗判官縁起絵の絵解き→閻魔堂・小栗墓塔→御所が谷→土震塚→小栗塚→小栗塚市民の家→道場が谷→六会駅前公園

☆『江の島のトンボロを知ろう!歩こう!上から見よう!』

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   お日様とお月様が応援してくれていたのか、前日の雨もこの日のためか、当日は快晴!『江の島のトンボロ』を知って、実際にトンボロ(陸系砂州)を歩き、最後はシーキャンドル頂上からトンボロを見下ろす、というコース。最初の「なぎさの体験学習館」では『トンボロ』がどのようできるか、職員の方から模型を使って丁寧な説明を受けました。大潮・潮位 20 ㎝以下など条件があっても必ずしもトンボロにならないこともお話にありました。 トンボロを学んだ後は片瀬西浜へ。湘南の海が私たちを迎えます。この時期に珍しく裾のまでくっきりと見える富士山の姿に大歓声。そして地下道を通り片瀬東浜に出るとトンボロが待っていました!「最干潮時間にシーキャンドル頂上」というコースでしたので、潮が引き始めたばかりの砂浜では波がまだ足元に寄せる状態。波打ち際ではたくさんの「江の島の生き物」と出会えました。中には気持ち良さそうに裸足で歩く方も。江の島島内への上陸は、この日に合わせ特別に設置された階段で北緑地公園から。最干潮時間を気にしながら、エスカー使用での移動です。江の島国際芸術祭バージョンの映像もありました。サムエル・コッキング苑では日時計にも注目していただきました。三角定規のようなノモンの影が示す位置と時差表から「時刻」を割り出すと見事に合っている!ということを体感。マイアミビーチ広場では眺望を楽しみ…迷路のような苑内を散策。そして最終目的であるシーキャンドル頂上からのトンボロ、陸に向かい打ち寄せる波、江の島からの 360 °の眺望を楽しみました。快晴のおかげで大島の右側に新島、利島までしっかり確認できるほど。烏帽子岩は潮が引いているため広く大きく感じました。  今回の企画は 1 年前から準備に入り、当日の天候や大潮の状態が不安でしたが、 5/10 この日はTV・新聞でも大きな話題となり、多くの人がトンボロを歩く姿…感無量の1日となりました。江の島で海洋生物の研究をされたモースさん、日時計の王様と呼ばれた小原銀之助さんも見ていてくれたかも…。ご協力いただいた全てのみなさまに感謝いたします。 <コース> 小田急線「片瀬江ノ島駅」→なぎさの体験学習館→片瀬海岸西浜→片瀬漁港→片瀬橋→地下道→片瀬海岸東浜→ 特設階段にて北緑地公園→世界群像女性像→モース記念碑→青銅鳥居→仲見世通り→エスカー1→辺津宮→中津宮広場

☆藤沢宿を巡り、江戸時代の旅人になってタイムスリップ

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  「藤沢宿を巡り、江戸時代の旅人になってタイムスリップ」するために、ふじさわ宿交流館で「藤沢宿の成り立ち、魅力、江戸時代の宿場制度、宿場の役割、旅の心得」について座学を行い、江戸時代の「東海道分間延絵図」、「相中留恩記略」、浮世絵などで当時のイメージを持ってもらい藤沢宿を巡りました。江戸時代の建物(蔵)で唯一残っている「旧桔梗屋」を藤沢市街なみ景観課の職員の説明により見学させてもらいました。江戸見附、京見附の急こう配の坂道を上る旅人の困難さ、参勤交代のお殿様をお迎えし、次の宿場までの荷物、宿泊のお世話等、藤沢宿の問屋場および近隣の苦労、飯盛り女の旅籠でくつろぐ旅人の賑わい、また広大な敷地に外堀、内堀を持った堅固な守りの藤沢御殿の周辺を藤沢市発掘資料、当時の絵図を基に歩き、その広大さを体感していただきました。参加した皆様には藤沢宿の歴史に触れ、藤沢市を再発見していただけたと思います。 <コース>  JR 藤沢駅北口 →舩玉神社→ふじさわ宿交流館(座学)→遊行寺→江戸見附→桝形広小路→大鋸橋 →旧桔梗屋(見学)→問屋場→常光寺→済美館(休憩)→永勝寺→藤沢御殿跡→御殿橋→藤沢御殿堀跡→白旗神社前 →北向地蔵→京見附→伊勢山(解散)

☆道ばたや空き地、畑等で見られる 野の花を楽しもう(境川から新林公園内散策)

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  明け方までの雨も上がり、薄日も漏れる春らしい陽気となりました。今回、新しい企画として、身近に咲いているが名もしれず、関心も無く通り過ぎている草花(雑草と呼ばれる)を探しに、新林公園へ向かう途中の道ばたや川の堤防の上、そして新林公園内で咲いている草花を探しながら歩きました。   今年は桜の開花が遅れ、境川堤防のソメイヨシノや新林公園内のヤマザクラ等が満開になっているのを歓声を挙げ乍ら満喫しました。  一方、今日の主役である、足元で咲いているが、名も知れず、関心も持たれないかわいそうな草花をガイドの説明により、 改めて見つめなおし、それぞれの草花に沢山の名前がある事にびっくりされていました。  そして、この様な案内を企画して貰った事を感謝し、また次回も参加したいとの声が多く寄せられました。 <コース> 藤沢駅北口サンパール広場(集合)→ 境川右岸→ 新林公園入口→新林公園内散策→公園内で解散