暑い夏がやっと終わりを告げ、秋の気配を感じる好天の日のウォークでした。 湘南台駅から赤い2連結バスの「ツインライナー」に乗り慶應大学バス停で下車し遠藤笹窪谷公園に向かいました。ここは、広大な遠藤笹窪谷の一角を整備し令和4年(2022)に開園されました。多くの自然が残る青空とみどりが本当にきれいなところです。ここから、藤沢とは思えない杉林の小道を抜け宇都母知神社に向かいました。宇都母知神社は1000年以上の歴史を持ち延喜式神名帳に載る由緒ある神社です。杉林の中にたたずむ神明造りの拝殿でお参りしてからしばし休憩。5分ほど歩いて今から約8000~7000年まえに縄文人がここで暮らしたことを示す縄文早期末の炉穴群跡を見ながら富士山浅間神社に向かいました。富士山浅間神社は富士山の宝永大噴火のさいに降り積もった火山灰をかき集めその上にあったそうですが、場所が慶應大学湘南キャンパス内となったため大学建設時に今の場所に移転されました。富士山大噴火を記憶に残す歴史的な場所です。 今は公園に整備された勘兵衛地獄を見て、彼岸花が咲く小出側沿いを歩きました。 小出川は相模川に合流する全長約11Kmの一級河川です。遠藤の大黒橋から寒川町青少年広場までの3Kmに数万本の彼岸花が群生し、今年も第17回の彼岸花祭りが行われました。 今年は猛暑のせいか開花が例年より遅れ3分咲き程度でしたが、秋晴れの青空と真っ赤に咲き誇る彼岸花を写真に収め、慶應大学湘南キャンパスまでひと頑張り。秋には真っ赤に紅葉するハゼ並木を歩きラウンジ前で解散となりました。解散後は一緒に歩いたメンバーとテーブルを囲んで楽しい時間を過ごされました。 <コース> 小田急線湘南台駅(集合)→慶応大学行バス→慶応大学バスターミナル→遠藤笹窪谷公園→宇都母知神社→縄文早期末炉穴群跡→富士浅間神社→勘兵衛地獄→小出川彼岸花→大黒橋→慶應義塾大学構内見学→学生ラウンジ前解散